目次
運動会は明日💦 ~直前でもOK~
『かけっこ』『徒競争』で少しでも速く走るポイント5つ
「楽しい」「できた」「上手になった」運動・体操スクールみらスポのかずコーチです。
運動会はすぐそこ!
かけっこで、少しでも速く走りたい!
しかし、かけっこを速く走る為には、
「ジャンプ力」
「体幹の力」
「走るフォーム」
など基礎的な力がとても大切!
そして、これらはすぐに身につけるのは難しい💦
もう、ぶっつけ本番だぁ!!
今から、すぐに身につけられる、ポイントってない?
ご安心ください!
直前でも身につけやすい、かけっこを速く走る為のポイント5つを紹介します!
動画でも解説しているので、コチラもご覧ください。
幼児~1年生編は、コチラ↓↓↓↓↓↓↓
直前では、できることだけに集中しよう!
かけっこは、走るフォーム、特に脚の動きがとても大切ですが、
直前に改善しようとしても速くなるどころか、
かえって変な動きになり、遅くなってしまうこともあります。
今回、5つのポイントを紹介しますが、
この中でも、「自分(子ども)にはちょっと難しいな」
というものは、思い切ってスルーしましょう!
直前では、自分がやりやすい事に絞って、取り組むことが大切です!!
また、幼児から1年生ぐらいだと、少し難しい内容も含まれます。
難しそうと思ったらこちらをご覧ください!
1.スタートの姿勢
学校のかけっこのスタートを見てください(思い出してください)。
スタートですでに、数mの差がついていることってありませんか?
「合図」にすばやく「反応する」力はもちろん大切ですが、
実は、スタートの姿勢も、とっても大切なんです。
スタート姿勢の最大のポイントは『前傾姿勢』
前傾姿勢をとり、重心の位置を前にする事で、スタートからスムーズに足を運ぶことができます。
この前傾姿勢をとる為の、スタート姿勢の6つのチェックポイントをぜひ、子どもと一緒に確認しましょう。
1.両足の前後の幅&後ろ足はつま先をトン
両足の前後の幅は、広げすぎず、狭すぎず
目安としては、下の写真のように、後ろの膝が、前の踵近くにくる場所となります。
後ろに引いた足は、踵はつけずに、つま先をトンと軽く置く程度にします。
2.膝をかかとより前に出す
前の膝が踵より前に出るように前に曲げる。
この時、脚の筋力がなくて、フラフラしてしまうようなら、踵の上ぐらいでもOK!
3.頭をスタートラインの前に出す
頭をスタートラインの前までグッと出す。
フラフラする場合には、足の前を目安にしてください。
4.前足のつま先側に体重をかける
膝を前に出し、頭を前に出すと自然に重心の位置が前に出ます。
前に倒れそうになるぐらい、前傾姿勢を取り、つま先側にしっかり体重をかけていきます。
この時、前足の踵が、紙一枚分ぐらい浮く程度にできたら、なおよいです!
5.視線は1~2m先の斜め下
前を見てしまうと、頭が上がり、重心が後ろに行きやすい。
視線は、1~2m先の地面を見るように、下に落としていきます。
6.前足側の腕を後ろに引く
前足と同じ側の腕を前に出す子が多いです。
幼児~1年生ぐらいではこれでもOKですが、
スタート後の加速をスムーズにするためにも、前足側の腕を後ろに引いていきます。
スタート姿勢のより詳しい説明はコチラの動画をご覧ください!
2.スタートの合図は早い!
オリンピックなどの陸上競技の100m走では、
「用意(set)」の後、出場者の動きが止まってからスタートの合図がなります。
もう一度、運動会のスタートの場面を思い出してください。
スタートの合図、早くないですか?
陸上競技のように、みんなの動きを止まるのを待っていたら、とても時間がかかってしまいます。
それどころか、みんな、はやく動きたくてしょうがないから、フライング続出です(笑)
そう、運動会は「用意」~「スタート」までの時間が短い!
ゆっくり考えて、スタート姿勢の確認をしている時間なんてない!!
できるだけ早く、スタート姿勢を作り、「合図」に集中することが大切です。
この為のポイントは次の3つ
1.「位置について」でスタートライン付近に立つ
できるだけ、スタートラインに近いところに立ちます。
ただし、ラインを踏まないように注意!
2.「用意」で後ろに足を引く
「用意」の合図で、後ろの足だけ、「スタート姿勢」で覚えた位置に引きます。
この時、前足は動かさない!スタートラインを踏むことがあり、
スタート姿勢を作るのに時間がかかってしまいます。
3.「スタート」姿勢を素早く作る
前述した、「スタート」の合図をできるだけ早くとります。
スタート姿勢を作れたら、スタートの合図に集中しましょう!
また、素早くスタート姿勢を作る為に、
「位置について」~「用意」の一連の流れをたくさん練習してください。
3.腕をしっかり振る
意外と見落としがちな腕の動き
でも、腕の動きは、脚に比べて修正しやすい点です!
ただし、腕振りのクセがなかなか取れない場合もあります。
その場合、腕振りはスルーしてください!
1.手の形は何でもOK
手に力を入れて力まないようなら何でもOK
グーで握りすぎたり、ピンピンのパーはあまりおススメしてません。
2.肘を90度に曲げて走る
肘の角度は90度が基本!
後ろに振る時とスタート直後は肘は少し伸びてもOK
3.前後にまっすぐ大きく振る
肩関節から大きく、肘を前後に動かします。
横に振らないように注意!
肩が前後に動いてしまう場合には、体幹(お腹周辺)に力を入れることが大切
詳しくは、コチラ↓でも紹介しております!
動画はコチラ↓
4.カーブは内側のライン近くを走る
当たり前の様ですが、意外とコレできていません。
学校のカーブがきついため、意識しても、外側に振られてしまう子も多くいます。
内側を走るポイントとしては4つ!
1.体を少し内側へ倒す
体を内側に倒すことで、遠心力で外側に向かう力に対抗していきます。
ただし、頭だけ傾けたり、倒しすぎにならないように注意です。
2.視線はカーブの先
視線も少し内側を見るように、自分のコースの5~10m先のカーブの内側を見ます。
3.外側の腕を強く振る
カーブでは、外側の腕をより強く振るように意識してください。
通常はまっすぐ振りますが、腕が前に出る時に少し内側に入るぐらいでもOK!
また、それでも、カーブがきつくて、どうしても外側に振られてしまうようであれば、
内側の腕の振りを少し弱くします。
4.足を内側へ運ぶ
直線ではまっすぐはしりますが、カーブでは、少し内側方向へ足を運ぶ意識を作ります。
内側の足は、内側のライン近くに着き、外側の足を気持ち内側に入れコース中央につくイメージ。
足の運びだけ意識しすぎて、スピードが落ちてしまうのであれば、ココはスルーしてもOKです。
5.ゴールの先までまっすぐ走り抜ける!
最後はコレ、走っている時に、周りの友達が気になって、「横をちらっと見たり」「斜めに走る」、
ゴール直前でスピードを緩めてしまう場面も多く見ます。
速く走る為には、まっすぐ走る事が一番です。
その為にも、周りは気にせず、ゴールを見てまっすぐ走りましょう!
とくに、ゴールテープがある時に、テープ前で止まってしまう子もいますよね(笑)
ゴールの場所まで走るのではない!ゴールの先まで走り抜ける!!
まとめ
せっかく、ポイントをチェックしても、日にちが経ち、運動会のスタートラインについた時には、忘れてしまっていること、ありますよね。
当日の朝にも、お子様と一緒に確認してください!
また、YouTube動画では他にも詳しい内容を紹介しております。まだ、運動会まで期間があるようでしたらぜひ、チェックしてください。
1.スタートの姿勢
・両足の前後の幅は、広げすぎず、狭すぎず
後ろ足はつま先をトン
・膝をかかとより前に出す
・頭をスタートラインの前に出す
・視線は1~2m先の斜め下
・前足側の腕を後ろに引く
2.スタートの合図は早い!
・「位置について」でスタートライン付近に立つ
・「用意」で後ろに足を引く
・「スタート」姿勢を素早く作る
3.腕をしっかり振る
・手の形は何でもOK
・肘を曲げて走る
・前後にまっすぐ大きく振る
4.カーブは内側のライン近くを走る
・体を少し内側へ倒す
・視線はカーブの先
・外側の腕を強く振る
・足を内側へ運ぶ
5.ゴールの先までまっすぐ走り抜ける!
・周りの子を気にせず、横を見ない
・ゴールの先まで走り抜ける
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